皆様こんばんは
本日は季節の変わり目に起こりやすい
アジアアロワナの体調不良の一つ
背中浮きについて
当店の例を踏まえて
お話しさせて頂きます。
オーナーがマニア時代から
管理しており現在繁殖用に
バックヤードにて管理しておりました
10歳のヘテロ過背金龍が
混泳のストレスによる浮袋の不調により
3月末から治療を行なっておりました。
![](https://www.arowana888.com/data/arowana888/image/20220408_939cd9.jpeg)
完全に浮袋に空気が溜まってしまい、
自力で沈むことが出来ず、
一時期ひっくり返ってしまう状況でした。
![](https://www.arowana888.com/data/arowana888/image/20220408_ad7316.jpeg)
治療に大切な事は
【なぜその状態になったのか】のプロセスが一番大切で、
過程によって治療法も異なります。
今回のケースは混泳開始と同時に
怯えてしまい猛スピードで泳ぎ回って
浮袋の不調が原因でしたので、
①落ち着かせるために隔離
②水温調整、塩浴
③水から出てしまっている
背中の乾燥防止
④乾いた背中からの
細菌感染を防ぐための薬浴
⑤定期的な換水と浮き具合の観察
上記になります。
背中浮の症状には本来魚病薬は
不必要ですが、
今回の症状で一番恐れていた事は
乾燥部からのエロモナス菌感染症でしたので、
グリーンFゴールド顆粒を添加致しました。
背中の乾燥を防ぐために
水流を抑えながら水中ポンプを使い、
背中に水を当て続けます。
水流が強すぎると鱗に
ダメージを与えてしまい、
細菌感染に繋がる恐れがあり
注意が必要ですので、
深夜〜早朝の水流調整は
わたくし本間と林で交代制で行いました。
どれぐらいのスパンで
症状が改善されたかは、
テープなどで目印をつけると
とてもわかりやすいので
是非お試し下さいませ。
![](https://www.arowana888.com/data/arowana888/image/20220408_99c14c.jpeg)
症状から約2日後から
鱗一部充血、鱗浮きが見られましたが、
こちらは腫れ上がった浮袋による
充血、鱗浮のため4日後には収まりました。
![](https://www.arowana888.com/data/arowana888/image/20220408_f37ef0.jpeg)
治療から2週間経過し、
餌も食べ始め、背中浮も治り
これで完治となります。
あくまで当店の対処法の一部となり、
背中浮の原因によって
対処法は異なりますので
予めご理解の程
宜しくお願い申し上げます。
アロワナの不調等でお悩みの方は
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