ご旅行前の管理方法のご紹介。

こんにちは、スタッフの本間です。

8月に入り、
本格的な真夏に突入致しました。

二週間後にはお盆がやって参ります。
実家に帰省される方。
ご旅行へ行かれる方など
多くいらっしゃると思われます。
当店にも、「一週間程家を空けるが、
熱帯魚の管理はどうしたら良いでしょうか。」
などのお問い合わせを多く頂いております。

なので本日は、ご旅行前の管理方法を
ご紹介させて頂きます。

① ご旅行前約1〜2週間前
・ろ過槽、ろ材の汚れ確認。
・ろ過槽掃除。


まず初めにろ過装置の汚れの確認をいたします。
こちらの水槽は、前回4月にろ過槽掃除を行いましたが、餌を食べる量が多く、
汚れが溜まっておりましたので、
本日ろ過槽掃除を行いました。

汚れている場合は、
ご旅行1〜2週間前にろ過槽掃除を行います。
ご旅行直前等にろ過槽を掃除してしまうと、
水質に多少の変動が生じます。
PHショックなどに気をつけて行って下さい。

その後の生体の様子が確認できない為、
短くても一週間程
生体の健康チェックを推奨致します。

ろ過槽掃除をする場合、
大型水槽のろ過槽掃除は時間がかかってしまいます。
掃除の間セラミックろ材に付着した、
バクテリアが死滅しないように、
別容器に移し替え、エアレーションを行なうと
バクテリアの状態を保つ事が出来ます。



掃除前の画像と撮影致しました。



ろ材を洗う際は、飼育水で軽く汚れを落とすメンテナンスをして下さい。


オーバーフロー水槽の場合、
ろ材を取り出す作業で
腰を痛めてしまう事も御座いますので、
お一人で持ち上がらない場合は、
無理をせずに数人で行って下さい。

②ご旅行前3日〜1週間前
・給餌
・通常管理(3分の1〜2分の1換水)

「旅行中の餌はどうすればいいの。」
等のお問い合わせを多く頂いておりますが、
3日〜1週間ほどのご不在の場合は
給餌は行わなくて大丈夫です。
ご旅行前1週間程前から徐々に餌の量を絞り、
ご旅行直前には餌を与えない形になります。

逆にご旅行前に大量に餌を与えると、
ご不在中に水質が悪化してしまいます。
自然界や、自分の卵を守る際には、
1ヶ月餌を食べない事も御座います。

③ご旅行前前日〜当日
・ポンプ、ヒーター、クーラー等の設備の動作確認
・生体の健康チェック

ご旅行直前には飼育設備が正常に
作動しているか入念にご確認下さい。
ご不在中に「ポンプが止まって魚が
全て死んでしまう。」等の事例も多く御座います。

特に混泳管理水槽がポンプ故障により、
水質の悪化。酸欠での死亡リスクが高まります。


以上がご旅行前の管理方法になります。
是非ご旅行前に水槽のメンテナンスを
しっかりと行なって頂き、
お休みを心置きなくお楽しみください。

本日8月2日〜8月4日まで
八王子祭りが開催されております。
その為一部道路に交通規制がかかりますので、
お車でご来店のお客様はお気をつけてご来店下さい。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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