水質シリーズ〜換水について〜

先週ご紹介させて頂きました、pHについて少し触れながら、
換水の重要性について(当然と思われるでしょうが)解説させて頂きます

そもそも先日説明した通り、アジアアロワナの飼育水は
一般的に中性~弱酸性が良いとされています。
そのため、pH数値を適正範囲に持って行くために、
常時pHの変動が観察できるモニターや、簡易的な計測キット、
計測器を用いてチェックしている方は多いですし、
当店でも同様の方法でこまめにチェックを行っております。
そして、pHが下がり過ぎた際には、換水時に中性に近い水を用いて換水し、
pHをわずかに上昇させたり、サンゴ殻や牡蠣殻を用いて、
pHの更なる低下を防いだりするのが一般的ですが、
換水頻度の少なさによるpHの過度な低下を未然に防ぐのは
飼育者としての当然の務めだと思います。
「換水」と言う行為は、pHの調整という意味の前に、
水中の汚れや微生物による不要な代謝産物を取り除く事や、
生体の生活環境を整える意味でも大変重要なのは言うまでもありません。
アロワナの体調不良の相談で良くお聞きするのが、
pH数値が異常なまでに低い事や、逆に高い事についてです。
しかしその様な相談者の中には、
そもそもpH測定器の校正が出来ていなかったと言うケースも御座いますが、
ベースとして換水頻度が少ない方もいらっしゃいます。
換水の適切な頻度については一般的に1週間1回、1/3程度と言われております。
しかし水の汚れや匂いに応じて換水頻度は変わりますので、
各飼育環境にあわせて臨機応変に対応して頂く必要はあると思います。

こまめに水質や生体の状態を観察して、
良好な飼育環境構築を目指されては如何でしょうか。